2. コラボレーションとバージョン管理

大規模な組織の複雑なエコシステムで開発プロセスを効率よく円滑に進めるには、複数の開発チームによる効率的なコラボレーションが特に重要です。OutSystemsは堅牢なフレームワークを提供し、多様なチームが様々なアプリを並行して開発できるようにします。

目次

開発チームのコラボレーション

OutSystemsのアーキテクチャは拡張性が高く、開発作業の同時進行を可能にします。コンパイルの拡張、タスクや再利用可能なアーキテクチャの作成といった機能が備わっているため、パフォーマンスの低下や開発環境全体の問題を引き起こすことなく、開発者が個別作業や並行作業を行うことができます。

OutSystemsには、複数のステージング環境のバージョン管理、リリース管理、コンポーネントの依存関係の管理を行うことができる一元的なコンソールがあります。複雑なツールのインストールや構成の知識が不要であるため、バージョンのステータスの追跡やデプロイプロセスの自動化をチームで簡単に行うことができます。手動によるプロセスを最小限に抑えられることで、開発ライフサイクルの高速化も実現します。

あらゆるコラボレーション機能のバックボーンとなるのが、プラットフォームの統合バージョン管理エンジンです。このエンジンは、アプリケーションバージョン、コンポーネント、コネクタを、すべて集中型リポジトリにシームレスに保存して管理します。これによって追跡プロセスがシンプルになり、バージョン管理の効率化や開発ワークフローの合理化もしやすくなります。

また、OutSystemsには各開発者用のサンドボックスが用意されているため、他の開発者の作業を妨げることなく複数の開発者が同じ開発サーバー内で作業を行うことができます。包括的な競合解決メカニズムにより、変更の管理やマージを円滑に行うことができ、開発を同時に行っていても競合を回避できます。

活発なOutSystems Communityでは、JIRAMicrosoft TeamsSlackなどのコラボレーションツールやワークフローツール用のコネクタが次々と開発され、OutSystems Forgeで提供されています。

バージョンとソースの管理

OutSystemsではバージョン管理とソース管理を追加設定なしで利用できます。アプリケーションとモジュールのバージョンは、パブリッシュされるたびにすべて自動的に集中型リポジトリに保存されます。関連するアプリケーションとモジュールのマイルストーンをタグ付けしたり、実行者や実行日時などのバージョン履歴を確認したり、前のバージョンへのロールバックを簡単にダウンロードしたりすることも可能です。また、外部ソース管理システムと連携することもできます。この連携を利用することで、コンプライアンスルールを遵守し、本番に移行するコードのバージョン管理やタグ付けをGitHubなど所定の管理システムで適切に行うことができます。